お葬式いろいろ
スミマセン、暗い話題が続きます笑!
ユキです。お葬式に出てきました。場所は横須賀!
時間があったので三笠公園に行ってきました。海がきれいだった。
お葬式に、出てきました。思うこと、ブログに書こうと思ったことがあったので、書きます。
亡くなったことに実感がわかないまま葬儀に行ったから、棺に入った伯父さんの姿をみてとてもショックでした。
きっと私は涙もろいんだろうな、バラバラ泣いてしまいました。
通夜。
バラバラ泣きっぱなしで通夜でした。従姉たちが冷静にしているのを見て、私が泣いている場合じゃないと思ってがんばって涙をこらえていました。
お経が、どういう由来でできたのか詳しく知らないし、どういう効果を狙ってお葬式でお経を読むのか知らないけど、お経がありがたかったな。
無心になって、落ち着く時間が与えられた気がした。
あと、戒名。
亡くなった人の位牌には、俗名ではなく、戒名が書いてあります。大体名前の一文字がとられて、あとは2~3個、故人のエピソードから取られるみたい。
父が言っていたのですが、俗名は、それを見るたびにぐーんと心が苦しくなるんだって。
亡くなったことを受け入れられないときから、俗名で「故」とかつけられると、ご遺族は本当に苦しいみたい。
きっと戒名って、ご遺族のことを思ってのモノではないけど、位牌に書いてあるのが戒名だから、なにか切り替えられるってこともあるのかもしれません。
通夜、これをここまで読んでいて下さる物好きの皆様がお住いの地域では、どんなけいしきで営まれるのでしょう?
栃木、福島あたりの通夜は、親族が式場に宿泊します。ご霊前に線香が絶えないようにするみたい。
だから、蚊取り線香のような長いお線香に火をつけて、夜は近しい親族のみで飲んだり食べたりします。
父のいとこ、ひょうきんなおばさんと、私の家族と従姉家族で泊まりました。
通夜、夜遅くにビール飲みながら故人のことについて語り合い、故人を理解しなおす時間がとても暖かい時間で、きっと伯父さんも幸せだったのではなかろうかと感じられるような時間で、一番心が休まりました。
伯父と父が、お互い違う大学に通いながら違うスポーツをやっていたのに同じボート場でばったり会って「なんでお前ここにいるんだ」って会話をしただとか、
伯父の大学時代を誰も知らないだとか。
男のプライドで弱った姿を見られたくなかっただとか、
伯父のfacebookアカウントの話とか。
現役世代で亡くなったから、膨大な量の弔電が来ていて、本当に惜しまれているんだなとわかったりとか。
やっぱり若者だから、通夜でいろいろ進路のこと言われました。それも楽しかったな。
告別式。
棺の蓋を閉めるときと、荼毘に伏す時が、一番悲痛だった。
本当に、悲痛なことだった。
伯母さんとそのお姉さんの嗚咽が今でも耳にこびりついています。
伯父さん亡くなって、ご家族これから大変だろうな。従弟、私と同じ年齢なのに本当にしっかり葬式をやり切っていた。彼の背中が痛ましかった。
全然泣いていなかったけども、大丈夫なのかなとかってに心配してしまいます。もっと話せばよかった。
いろいろ、考えさせられるお葬式でした。自分はやっぱり家族と切っては切れないものなんだな。とか、オンナノコは地元に戻れとか、私の性格とか。
普段全然かかわりのない父の従姉のおばさんと、私がすごく似ていて、そこに血筋を感じたり。
私も将来喪主をやるときが来るんだと思うんです。涙もろくて落ち込みやすい自分はあんなに冷静に喪主をできるだろうかとか。
そろそろわたしたちも20歳を過ぎてきて、亡くなる方も近しい親戚で出てくることがたくさんあることを、覚悟しなければなりません。
伯父さんには、安らかに、ゆっくり休んでくださいと、やっと思うことができました。
やっと受け入れた感じ。
私が仙台を離れて喪服を着ていた間に仙台の桜は散ってしまったみたい。残念だったな。
数珠と袱紗、買っておこう。
ユキ
新たな出会いと亡くなる心
4/15 2:04
ピッタリ前回から2週間ぶりにブログを書きます。この画像は全然関係ない、札幌で食べた味噌バターコーンラーメンです。
おいしかったな。。。また食べたいな。。。。
4月が始まって、ちょうど半分。新たな出会いも一区切り、年度初めのバタバタも区切りがついたころでしょうか。
私がいる仙台市はまだ寒く、どうやら桜が咲き始めたようです。
私は桜を目にする余裕もなかったようで、桜が咲いたことに気づきませんでした。風流な心を持ちたい!!
新たな出会いがありました。
圧倒的な自分との差を見せられたり、大人から明らかに可愛がられていたり、ものすごく愛想が良くて、人生の軸も持っていて、相槌うつのが上手で、前のめりな彼に対して、
なんの準備もせずに挑み、既知の人の前で初対面の人に挨拶するという環境に緊張しすぎたり、彼らの前のめりに完全に圧倒されて卑屈になったり、皮肉を言われてその愚痴をこっそりノートに書いたりしている自分が
小さすぎて何もできない無能野郎であるとまざまざと見せつけられました。
大学3年生になってまでなにをやってるんだ。
これまで懸命にやってきた’’なにか’’は、いったい誰の何のためだったのか。
私大学生活2年間、生きてきていったい何を得ることができたのか。
それが先週からずっと頭をグルグルしています。この問いに、答えが出ません。
きっと、これを素直に受け入れて、
「じゃ、なにをすれば改善できるかな?」
って思考にすぐ移れないのは、私の無駄なプライドの高さでしょう。
この前私のことをズバズバ言い当てた占い師に、「プライドが高い」って言われたし。自分ではプライドなんてないと思ってるし、周りからもそう見えてるだろうと思ってるんですけどねww
どうかな???
私、プライド高そうですか????笑
でも、先に出した3つの問いの答えは自分で得なきゃいけないこともわかってて、最近内省の時間もとれてないこともわかってました。
でも、私は自他ともに認めるブレーキとアクセルを同時に踏みながら進める人間なので、見て見ぬふりして生きています。
ブレーキとアクセルっていうのは、
自分の心ではやりたいとも思ってなくて迷いもあり、全然乗り気じゃないのに、外面ではある程度隠して行動してしまい、根本解決に踏み出す勇気がないまま、たまっていく仕事を片付けていつの間にか時間が過ぎる
って症状のこと。それがきっと月日がたつごとに悪化してきてて、
自分が様々なマイナスな気持ちを貯めこんでいることに気づかず、人と会うとニコニコしていられるようになり、1人でいても自分の根本の悩みを忘れている。
アウトプットしようと思って無理やり行動を起こさなければずっとそのままにしてしまう、それで幾ばくか時間がたって爆発する(爆発のフェーズまで行ったことないから具体なイメージはできないけど)
ことになりつつあるのです。
最近気づいたことがあります。
この状態に陥ったとき、「心が亡くなって」いるんです。
どういうことかと申しますと、
意識せずに人と話すと敬語の状態。文のやりとりでも会話でも。これはきっと無意識に自分の感情を出さないようにしてるんだとおもう。だから無駄に丁寧なやりとりになってしまうんです。それって、他人から見たら不気味だよな・・・
話した時の喜怒哀楽が心の表層からのもののみになる。心の底から笑ったりしなくなるんです。
ついこの前、おともだちに、
「ゆっき最近反応が鈍いよね」って言われたときにハッとして、
最近、本当の喜怒哀楽してないな・・・必ず裏で考え事しながら感情を出しているな・・・最近、「この人大好きな友達!!!」って言えないな。。。。
って気づいたとき、
あ、これって、「忙しい」って状態なんだ・・・・
って、発見しました。
好きな先輩が、「2017年も喜怒哀楽するぞ!!」って、新年の抱負で言っていた意味がわかったし、
大人の笑う回数と子供の笑う回数が格段に違うっていう、どこかで聞いた豆知識がふわっと出てきました。
あ、自分も大人になったんだな・・・って、こんなところで実感してしまうのです。
心が、スーパーボールだったのが、ボーリングの球になった感じ。容量は増えたけど、扱いにくいしなにより重い。
当たると痛いし、力を入れると割れる。
こんな陰気な人間でいたくない。笑顔があるところにきっと幸せがあります。
この機会だから、自分の心の持ちようについて根本解決したい。
春、暖かい風が吹いて花が咲き始めます。
春の終わりごろには、暖かい風に気づいて幸せを感じられるようになりたいな!
ユキ
人の命って、重いんだって、分かった。
ご無沙汰しております。ユキです。
2週間たたずにブログを更新するということにしていたのに、気づいたら3週間たっていました。
でも、前回ブログを書いた3/10から、いろいろなことが怒涛のように起こった。
楽しいこと、たくさんありました。国内旅行いっぱいありました!そのことはまたおいおい書く書くとして、今回は今私の心の大部分を占めたままでいる、悲しい話を書きます。
悲しい話。
やっぱり、人の生き死にの出来事って、続くものなんですかね。
近い親戚で、思ったより体調が悪く、もう医師からは、「手が付けられない」と言われてもう自宅療養になっている人がいます。
わたしの覚えているその人は、人に遠慮せずに接して、うちの弟をとても可愛がってくれる人です。ぶっきらぼうで、どこか自分の立場を鼻にかけるようでした。
元気な姿しか見ていなかった人なのに、「もう時間の問題だ」とか言われると、あんまり好きでない親戚でも、やはり心には堪えるものです。
もう一つ。
弟のお友達が亡くなりました。
うちの姉弟と同じ年齢に兄と弟がいて、わたしは兄と、弟は、弟同士で同級生。お母さまとこのまえ成人式でお会いして、ほっぺをグルグル撫でられて、化粧がすっかり落ちてしまったような、割と仲良しな同級生家族でした。
そこの弟さんが、急に亡くなってしまったわけです。たった16歳なのに、よりによってどうして彼なのか。
どうにか避けることはできなかったのか。
自分より若い子が、死んでしまうのがこんなにつらいことだと思わなかった。
何も罪はない子たちなのに、どうにか助けてあげてほしかった。
直接の知り合いでない私でさえこんなにしんどくていまでも涙が出るのに、彼のお友達、家族のつらさが計り知れなくて、本当に本当にお気の毒。
弟はじめ、亡くなった子のご友人たちの心もとても心配です。
周りの大人が騒ぎ立てて、汚い言い争いに巻き込まれてしまっているみたい。
お願いだから、若い子たちをそっとしてあげてほしい。話を聞きたいのも、ゴシップとして面白そうなのも、分かるけど、高校生を、そっと悲しませておいてあげてほしい。
邪な気持ちで、悲しみに暮れている彼らに触れないでほしいと、遠い仙台から私は願うことしかできなくて、昨日弟に、「大丈夫か、気晴らししてるか、しんどかったら一人で私の家においで」と、連絡をしました。
「うん、ありがとう」
しか返ってこなかった。
うちにいたって高校にいたって、どうしてもそのことを考えざるを得ないだろうに。これから学校も始まることだし、どうにか気晴らしをしてほしい。
小学校から同じ学校に通い続けた友人を急に亡くすのって、どんな気持ちなんだろう。私は幸運にもそんな経験がなくて、弟の気持ちを分かってあげられません。
私もすごく落ち込むけれど、直接の関係者でない私が落ち込んでいたってなにも生み出さないし、なんの解決にもならない。
私よりものすごく辛い思いをしている人がいる。
私は普段通りやっていこうと、思います。
亡くなった方の、ご冥福を、心からお祈り申し上げます。
【観劇感想文】La La Land観てきました
こんにちは!
見る気はあまりなかったのですが、友人に誘われてラ・ラ・ランドみてきました!
もともとわたしミュージカル好きだから、楽しいだろうなと思ってみてきました。
若干ネタバレになるかもしれませんが、感想を書かないとどうにもならないので(ここ7時間くらいずっとサントラ聞きながら作業している)感想を書きます。
もう、とりあえず予告を見てほしい。
感想を例によって要点ごとにまとめると、
・映像が鮮やか
・数々のミュージカル映画のオマージュ
・音楽がキャッチー
・エマ・ストーンの表現力が圧巻
はい、行きます!
・映像が鮮やか
一年にわたって描かれているんだけど、着ている服も、映る景色も、色遣いが鮮やかできれい。これ、IMAXで見たほうがいいかもしれませんね。
予告に一瞬映る、プールのシーンなんて、カメラをそんな風に使って視点を作る映画なんて見たことがなかった。すべての色とダンサーが鮮やかで生き生きとしています
途中、Parisのシーン、油絵っぽいタッチになったんだよな。。。
あれもすごくきれいだったな。。
・ミュージカル作品のオマージュ
ミュージカル好きとは言いつつもまだまだ不勉強なので、私が気づいたのは’’Singin' in the rain’’(雨に唄えば)と重なるシーンがいっぱいある!ってことだけでしたが、
この記事によると、どうやらもっとオマージュがあったみたい!
『ララランド』がオマージュしたミュージカル映画とのシーン比較 - アートコンサルタント/ディズニーやミュージカル、ビジネス情報サイト
雨に唄えばの、胸アツなシーンを持ってきてて、これに気づいただけでうれしかったです。ミュージカル好きはほんとうにうれしい映画なんじゃないかな・・・
特に、私みたいな駆け出しのミュージカル好きにとっては、自分の経験値から導き出せるともっと嬉しいのかも。
・音楽がキャッチー
Another day of sunが好きすぎてつらい。
個人的な好きなポイントは、イントロのカウベルなんですよね。
曲の頭の、この曲を象徴するあのリズムとともにカウベルがポコポコいうのが本当にユーモアを感じてしまって、、
東京佼成ウインドのバンドにこれ演奏してもらいてえええええ!!!
って、思います。吹奏楽部出身者から言うと。
共感を得られるんじゃないかなって思うのが、エピローグの、すべてを曲に載せて振り返る時のあの、音楽の陽気さと、共感性の高いこと高いこと。
あんなに気持ちを昂らせる音楽なかなかないわ~~
サントラいいわ~~
・エマ・ストーンの表現力が圧巻
彼女の表現力とタップダンスと歌声が鍛錬の結果って感じられました!
結婚パーティーで「I run」を聞きながら踊る彼女の表情にドッキドキでした。
タップダンスもキビキビしてて全然飽きなかったし、メディアに出てくるあのポーズもピッタリだったし、見ていて幸せだった。
雑感としては、本当に豪華だった映画でした。
キャストも豪華だったし、監督の映画好きが本当に存分に発揮されてたし、キャスト、ダンサーの全力をずっと見ていたように感じられました。
jazzもかっこいいし、なんといっても歌とダンスに全部魅了されてしまいました!
someone in the crowdも好きだな~~でも一番はやっぱりanother day of sunだな~~
今もサントラ聞いています。
では!ユキ
エアビの朝
こんにちは。
ユキです。最近体調が万全でなく、一定時間PCを触っていると、視界が小刻みに激しく左右に揺れて一点を見つめられなくなり、著しく体が火照るという気持ち悪い症状に困っています。
エアビの朝、
あまりにも自分の部屋と近い寝心地だったものだからちょっと寝坊して9時ピッタリに起きました。
身支度を整えると女子高生の靴ともう一つ、女性の靴はあるんだけど、人がいる物音が全くしません。
身支度整えて、自分の部屋(ほのかちゃんの部屋)でじっとしていた。
アクションを起こそうと思って勇気を出してリビングをノックしてみたら、きみえさんっていうホストの方が出てきた。
話に聞くと、やはり娘さんが実際に使っている部屋みたい。
「娘はここに寝に帰ってくるだけだから、試しに貸してみていいよね~~って言って、貸してるのよ~~」
とのこと。
娘さんがいいのならいいんだろうが、、、、、
高2のほのかちゃん、ほんとにそれでいいのか…?
ま、いいけど、、、
それでちょっと世間話して、またおいでっていう嬉しいお言葉とともに、さよならしました。
連泊でたくさん泊まっていくようなら、キッチン貸してもらったり一緒にご飯食べたりできるみたいだけど、一泊だけならきみえさんとの時間が合わなかったりして、あんまりもてなしはできないんだって。
でも、きみえさんと話して、ちょっと暖かい気持ちになって家を出たから、普通のお泊りよりは全然安いし心も温かくなるし、よかったとおもいます!!
また、泊りにいこうかな。
以上、エアビの朝でした!
エアビで世田谷のマンションに女子高生と二人きりの夜
こんにちは。今日で前回の投稿から2週間たってしまうし、2/25という日は特別な日なので、2/25の26時くらいに、ブログを投稿します。
ユキです。
ブログ題名を読んで、なにが起こっているのかわからないと思いますが、
大丈夫です。私もわかっていません。
渋谷の老夫婦のところに泊まると思って、
案内通りに、カギを受け取ってお部屋にお邪魔しようとしたら、
鍵が入れてあるポストの口が狭すぎてカギを取れず、奮闘していたところ
そのお宅の娘さんの女子高生(かわいい)とマンションエントランスで鉢合わせし、
女子高生に招かれて、マンションに入り、
ごく簡単な説明だけ受けて、(「ここはお風呂です。適当に使って大丈夫です」)
「じゃ、くつろいでいってくださいね~~」
どう見ても娘さんの部屋と思われるオンナノコの部屋に一人残される。
ちなむと、女子高生は隣のリビングにいる。犬と。
ってところです。
あれ??老夫婦じゃなくて、普通の家庭??
渋谷から大分バスに乗って、世田谷まできちゃったぞ??
んんん( ,,`・ω・´)ンンン???
とりあえずお風呂入ろうと思ってお風呂入ったけど、普通に人の家のお風呂。逆にただの他人が使っていいのか疑問に思うレベル。こぎれいにしてあって、使いやすいけど、女子高生(ほのかちゃん)とそのお母さんのプライバシーはゼロ。
普通に女子高生をのぞけるし、女子高生の服もみれちゃう。だってここほのかちゃんの部屋だもん、どう考えても。
わたしが普通の女子大生だからよかったものの、いくらここが女性専用でも女性だと偽った男性がきちゃえばきっと追い返せないだろうし、こんなにプライバシーもなにもなくて、
今普通にこの部屋の備品見るだけで女子高生のフルネームが分かってしまう状態なら、女子高生危ないんじゃない??
エアビホストってこんなプライバシーゆるっゆるで大丈夫なのか??
驚きが連続で、なにが起こっても受け入れられる気持ちになりました。
さあ、明日のあさは何が起こるのか??
果たして、ここのホストである母親は、現れるのか??
わたしは、ここで快適に眠れるのか???
乞うご期待!!
【観劇感想文】キャバレー見てきました。
こんばんは。ユキです。
キャバレー見てきました。長澤まさみを見たいがために昨年末に予約して、2カ月待ってやっと見てきました。感想を簡潔にまとめます。
・石丸幹二の歌唱力と音域に聞きほれる
・長澤まさみは手足が超長く、長身。オーラを感じた…
・『まだ』私にはわからない感情とカンパニーのどや顔
ってところです。順に簡単に書いていきます。
でも、まず簡単に説明を。
こちら参照していただくとわかりやすいのですが、
松尾スズキが10年ぶりにキャバレーを再演。ちな、10年前は主演を松雪泰子がやり、今回はミュージカル初挑戦の長澤まさみが主演。しかもポスターなどから、長澤まさみが超絶露出してて、本人も気合の入った話題作!!
みたいな感じです。ああ、この画像をただただ何時間でも眺めていられる。
・石丸幹二の歌唱力と音域に聞きほれる
石丸幹二さんが、エムシーっていう人の役でした。ミュージカルを客観的に見ていく。いわば観客と同じ目線の演者です。
もう、サックス吹くし、声が深いし、バリトンもソプラノも出るし、かっこいいし、奇抜な衣装だし、彼の凄さを感じた・・・
・長澤まさみは手足が超長く、長身。オーラを感じた…
彼女は本当にスタイルがいいんですね・・・!キャストの中でも長身だったし遠めから見ても手足がめっちゃ長い。
体つきがものすごく女らしいとかではないように見えたけど、とにかく手足の長さが際立ちました。
あと、出てきた時のオーラがすごかった。わたし、彼女がステージに出た瞬間に涙が出ました。
ものすごく当たり前だけど、サリー・ボウルズにしか見えなかった。。「長澤まさみを生で見られる~~」って言って見に行った自分を後悔しました。もう、サリー・ボウルズだった…
・『まだ』私にはわからない感情とカンパニーのどや顔
展開も、登場人物の感情も、なんとなく理解できるんです。共感もできる。でも、ものすごく納得できるかといえばそうではない。
舞台が、退廃的な、1929年のベルリンで、キャバレーのコールガールが主役で、自分には全く縁がない時代と土地とってこともあったと思うんだけど、
作品の中で描かれる恋愛がみんな大人なんすよ。超。
自分の気持ちを口に出すなんてことはしないし、でも気持ちをお互いが分かりあうんです。いつの間にか。まどろっこしいやり取りのなかでお互いの気持ちを確認するんです。
ストーリー知らないで見たから余計かもしれないけど。
ナチスが台頭する直前っていう時代の中で、ベルリンで生きていた男女が互いのどの部分に惹かれあって、いつ気持ちを確かめて、甘い期間があって、、、
みたいな段取りをすっとばしてる、ように感じました。
それで、カンパニーの、
「この展開とこの情景、分かる人だけわかったらいいよ?」
みたいな。
「この気持ちの動き、理解できる???」
みたいな。
これを完全に咀嚼して、演じてらっしゃるカンパニーのみなさんの、どや顔が透けて見えた気がしました!自分も、もっと酸いも甘いもわかったころに、もう一回見たら絶対感じ方がちがうだろうな、って、確信しました。
前項に関連するんですけど、
きっと、もっと大人にならなければこのキャバレーのすべては理解できないな、そしてこのキャバレーを作った人は、それも見越して作ってるんだろうなってことも、感じました。
そこで、演出の松尾スズキさんが主宰している劇団の名前。
大人計画。
いや~~~~~~~~~~~~~~~、まだ私にはわからない!!!!!!!
くううううううううううううううううううう悔しい!!!!!
自分もまだまだ子供だな~~ってつくづく思います。
でも、最近見てきた映画、本はほぼ理解できてて、普通に楽しめていたものばかりだったので、自分の文化受容力の伸びしろをガツンと見せられたこの感じがとても久しぶりで、演劇とかミュージカルとか、古典とか、自分がこれから出会うであろう文化芸能にすごくわくわくしました。
この感情から、さらに文化受容をしていって、人が大人になるんだろうな。
それを与えてくれるのが、〈大人計画〉なんだな。。。
松尾スズキさま、まいりました。
ユキ